Hà Nội, ハノイ②(2016/04/14-16)


|バイク多すぎ問題

旧市街は観光のメインエリアですが、道幅が狭いのは旧市街なので仕方ありません。が、クルマとバイクと歩行者が渾然一体となり、湿度が高く暑い中排気ガスを浴びながら、ちょっと、いや、かなり気をつけて歩かなくてはなりませんので、疲れます。雑誌の特集などで、女性が好きそうなおしゃれな雑貨エリア、的な感じでハノイも紹介されていますが、ゆっくり安心して歩ける場所などほぼ無いです。「いったいどこで渡るねん」的な連続でバイクの波が途切れませんし、2人連れでも横並びで歩くのも難しいと思われます。


この街で生きるのはエネルギー使いそうです


|雑貨は目利きが難しい

とにかくあらゆるお店が多すぎるし、中央市場的な『ドンスアン市場』も溢れかえるようにお店に商品が並んでいます。並んでいるというよりは、卸し的な感覚なのでしょうね。積んである、山盛り、在庫、という感じで情報量が多すぎてすぐに目が飽きてしまい、何も欲しくありません(笑)「ディスプレイ」というものがいかに商品を魅力的に見せるものなのかがこれでよく理解できます。なんだか全部ケバいし、チープだし、手に取ろうとも思わないものばかりなのですが、雑貨のプロはそれを見分けて仕入れるのでしょうね。『セレクトされたもの』『魅力的なディスプレイ』の力を今回の旅でより感じました。そして暑いしバイクだらけだし落ち着かないので私は買い物はあきらめました(笑)


猫に癒される・・・


上2店の商店などはかなり綺麗なほうですね


ここはドンスアン市場のエントランスです



|写真撮るのが楽しい街

目への情報量が多いのは、商店だけではありません。通りそのものが埋め尽くされていて余白がないので、写真を撮ると見応えがあります。現地では目につかなかったものが、写真を通して見えてきたりします。通りには、熱帯の木、電線、家や商店、看板、商品、バイク、クルマ、全面がモノでいっぱいです。



|観光客にあまりかまってこないのでラク

しかし、人はあっさりしていました。観光客と見れば群がってくる国々とは異なり、呼び込みとかそういった人種に全く遭遇しませんでした。商魂が薄いというよりも、シャイなのかなと思います。おしゃれエリアのカフェでコーヒーを飲みましたが、店員さんたちもちょっとモジモジ、でもとっても優しくてこういう点は安心できました。夜も通りは一層賑やかになって、人出もすごいですが、相変わらず欲しいものも食べたいものもなく過ごしました(笑)



|初ベトナムの印象

皆スマホを持っていてどんどん近代化される部分と、インフラ的に旧式なものが残り続ける渾然一体のアンバランスな印象が強かったです。ハノイしか訪れておりませんので何もわかりませんが、ここがベトナムの首都であり政治の中心地。ヨーロッパや日本のように「整う」というのは本当に長い長い時間がかかることなんだろうなと改めて感じました。

自分にとっては珍しいアジア旅行でしたが、飛行機が短く気軽に行けるのはやはり良いですね^^


文・写真:maki

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